ドッグトレーナーズ資格(CPDT)の概要


日本国内で取得できるドッグトレーナーの資格の中で、唯一世界基準とされているのがCPDTになります。
ドッグトレーナーの資格そのものは他にもあるのですが、国際的に通用することから最も知名度も信用度も高いのが特徴です。

ドッグトレーナーズ資格(CPDT)について

ドッグトレーナーズの資格はペットドッグトレーナーズ資格認定協会が認定する資格になります。CPDTとはドッグトレーナーズ資格の略称です。
ちなみに認定協会のことはCCPDTという略称で呼ばれています。
CPDTの資格を取得するには検定試験を受ける必要があるのですが、この受験条件がかなり厳しく設定されているのが特徴です。
受験者資格ですが、1つに過去5年間で300時間以上のドッグトレーニング経験があるかどうかを問われます。さらに300時間中の75%となる225時間以上はインストラクターとして指導を行う立場でないといけません。
もう1つの条件が獣医師や他のドッグトレーナー、もしくは勤務する店舗のお客さんからの推薦状が必要という点です。
プロとして一定の実力を持つ人しか受験できないシステムになりますが、資格のレベルを維持するために行われています。
試験内容も厳しく4時間で250問のマークシート方式のものをクリアしなくてはいけません。
これだけ難易度が高いのですが、合格できれば名前の後ろにCPDTの称号をつけることができます。これは世界的にも通用する一流のドッグトレーナーの証明でもあるのです。

このドッグトレーナーズの資格ですが、3年毎に更新しなくてはいけません。更新をしない場合は資格が破棄されますので注意してください。
更新をするには再度試験を受験し合格をする方法と、継続的にCCPDTが実施する教育単位を取得する方法があります。
後者を選択した場合は資格取得後の3年間で36教育単位を獲得していなくてはいけないので注意してください。
この教育単位ですが、カンファレンスに参加することで取得できます。1日の受講で6単位となり、最大で1年間に3日間受講して18単位が獲得できる形です。
つまり、3年間で最低でも6日間はカンファレンスに参加をして、36単位分を取得しておく必要があります。

犬に関連する資格の中でも最難関といっても良いほどの資格が、ドッグトレーナーズです。
受験資格を得るだけでも大変なのですが、仮に試験に合格したとしても資格を維持するためには気を抜くことができません。
取得をするのも維持するのも難しいだけに、ドッグトレーナーズの資格は社会的な信用度も高いのが特徴です。試験内容もハードですが、その分チャレンジのしがいがある資格でもあります。プロのドッグトレーナーを目指す方は、受験条件を満たせるように段階的に努力することが大切ですよ。


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