ペットを販売するのに必要な資格と注意点


ペットを販売する仕事に就く場合には資格が必要となります。特に自分で開業する場合には動物取扱業の登録を行わなくてはいけません。
動物取扱業とは販売、保管、訓練、貸出、展示、競り斡旋、譲受け飼養の7つを指していますので、ペット販売を開業するのなら必須なのです。

ペット販売に必要な資格・注意点

この動物取扱業の登録以外にも、販売に役立てられる資格があります。以前まではペット販売技能士という資格で職業技能振興会が認定していたものがあったのですが、現在では民間団体による資格しかありません。
最も代表的なのは日本ペット技能検定協会が実施しているペット販売士の資格です。
ペット販売士の資格では、ペットの生体管理だけではなく、看護や衛生、流通、法規などの専門的な知識を学ぶことができます。
資格を取得するためには認定講座を受講する必要があるのですが、講座によっては小動物看護師もWライセンスで獲得できるケースがあるのです。
いずれの資格も取得しておいて損になることはありません。特にペット販売を行うときには必須とも言えます。
大手の通信講座ですと、資格認定協会が資格取得後に独立開業のサポートをしてくれることも魅力です。
また、合格をサポートするための体制も整っていますので、資格取得を目指すのなら通信講座を利用するのがお勧めになります。

ペット販売士の講座を受講してからの流れとしては、ペット経営学の学習を4ヶ月ほどかけて行うのが一般的です。5ヶ月目からは添削課題にチャレンジをし、すべての課題をクリアできれば修了証が交付されます。
ペット販売士の資格では検定試験が行われておらず、添削課題そのものが試験とみなされているからです。
課題を修了後はラインセンスの発行を望む方は申請を行えば、認定協会から交付を受けられます。
ただ、ここで1つ注意しておきたいのが、ライセンスの交付料は別途必要となる点です。
ペット業界の需要は高まっていますが、開業すればそれだけで利益を出せるほど甘い業界ではありません。専門的な知識を学ぶ上で、しっかりと経営戦略を立てることが重要です。
また、先にもお伝えしたように開業には動物取扱業の登録をしなくてはいけませんので、その点も忘れないようにしてください。

ペットを販売するのに必要な資格としては、動物取扱業の登録があります。ただ、これは自分自身で開業するときのみで、ペットショップなどに就職をする時には登録せずとも問題ありません。
民間団体の資格となりますが、専門的なものとしてはペット販売士の資格を取得しておくと販売の仕事に役立てることができるでしょう。


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