最近のペット業界で話題となっているのがマッサージです。
ペットは家族とする考え方も浸透してきているのですが、それ以上に近年では自分の子どもと同じように扱う人も増えています。そうした状況で発生してきたのがペットのマッサージです。
ペットのマッサージに関する資格 ~概要・難易度~
本来ペットは野生の生き物であり、飼育されることはどんな環境であってもストレスがかかるものだと考えてください。
特に散歩も最低限となりがちな室内犬の場合は運動不足などから血行不良に陥りやすい現状があるのです。
そこでストレスの緩和や血行不良を改善する効果が期待されるのが、ペットのマッサージになります。
特に代表的なのがドッグマッサージの資格でしょう。
ドッグマッサージはスウェーデンが発祥の技術であり、動物専門の理学療法をもとにして考案されたものになります。
この資格なのですが、すべて民間団体が行っている資格となるので、それぞれ名称が異なっているのが特徴です。
ドッグセラピストやドッグマッサージセラピストなどのような名称となっており、それぞれ通信講座を受講することで取得できます。難易度としては高くありませんので、トリマーなどペット関連の資格を取得する時に同時に勉強する人も増えています。
ペット業界に就職をするにしても、役立つ資格が複数あった方が良いことも事実です。
資格の取得には専門学校に通うか、先程お伝えしたように通信講座を受講するかのどちらかになります。
資格によっては講座修了後にセミナーに参加したり、実技研修を受ける必要もありますので、ご自身に合わせて取得してください。
もう1つ資格として紹介をしておきたいのが、日本ペットマッサージ協会が認定しているペットのための東洋医学アドバイザー資格です。
先にお伝えしたのは理学療法を用いたもので、いわゆる西洋医学をもとにした資格ですが、こちらは東洋医学を理論の根本にしています。
ペットマッサージと記載されているのですが、ツボや経絡の流れなどを学習し、ペットに伝統的な東洋医学の療法を施せるようになる資格です。
2日間の集中講座を受講した後に認定試験を受け、合格できれば取得できます。
専門的な知識が必要となるので難易度そのものは低くありませんが、基礎的なことをしっかりと理解できれば問題ないレベルです。
ペットのマッサージに関する資格も増えています。
その中でも代表的なのがドッグマッサージとペット東洋医学アドバイザーの資格になります。
いずれも専門的な知識を一から学ぶことができますので、初心者でも受講可能となっています。